薬研藤四郎と応仁の乱

 最近歴史秘話ヒストリアで応仁の乱を取り上げていたので見たのですが、畠山政長というか、畠山義就がクローズアップされていました。惜しい、畠山政長だったら薬研藤四郎も出て来たのに!と思いながら見ていました大旦那です。

 畠山政長の詳細はここではご紹介できませんが、応仁の乱の原因の一つ、畠山家の跡目争いの片方です。明応の政変で敗れ、切腹しようと藤四郎の短刀を腹に当てても切れず、投げつけると薬研を貫いたという。そのことから薬研藤四郎と名付けられたわけです。切れ味はすごいが、主の腹は切れない短刀としてのエピソードは有名ですね。

 当店の薬研藤四郎商品は、その畠山政長が詠んだという連歌の発句「ことの葉の種や玉さくふかみ草」、ふかみ草とは牡丹。これに藤四郎の藤を掛け合わせた藤牡丹のデザインで薬研藤四郎の商品は作成しております。 色目の白と黒は、応仁の乱・明応の政変共に畠山家の家督を政長が継ぐか、義就が継ぐかで争ったことから白黒つけるという意味合いがあります。

 一夢庵の本社は足利尊氏・足利直義ゆかりの場所。また以前幻の一夢庵のあった三条粟田口もゆかりの場所。当店の商品で室町時代や粟田口刀剣のことに思いを馳せていただければ幸いです。

応仁の乱についてはこちらに参考記事があります。
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/教科書ではわからない応仁の乱の面白さ/ar-BBU4HIW?li=BBfTjut&ocid=spartanntp#page=2

また、室町時代についてやさしくまとめてあるサイトはこちらです。

畠山政長のことが詳しく書いてあります。

http://mblog.reisenki.com/article/174169863.html

http://mpnmisa.versus.jp/tag/%E7%95%A0%E5%B1%B1%E6%94%BF%E9%95%B7

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